
例)体重20kgの場合 約2本使用/月
体重30kgの場合 約3本使用/月
低身長の基準
子どもの平均的な身長の伸びを表したグラフ『成長曲線』で、平均より下のライン(2標準偏差)よりさらに下に位置する場合低身長と判断されます。 (下記グラフ50のラインが標準で2標準偏差10のライン以下が低身長と判断されます。)
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/02/dl/s0219-3b.pdf
お子さまの身長チェック
この基準に該当しない場合(正常範囲内)でも、当院では自費診療を行いますので、まずはご相談下さい。(保険診療は行っておりません)
治療開始年齢について
推奨年齢は6歳〜15歳未満までのお子様が対象です。
*15歳以上になると骨が伸びる部分(骨端線)が閉じてしまう可能性が高いです。骨端線が閉じてしまうと、身長を伸ばす治療の効果が得られ にくくなります。だからこそ、早めの治療開始が効果的です。
低身長治療とは
成長ホルモン治療
ご自宅での自己注射療法により、成長ホルモンの補充を行い、身長の伸びをサポートします。

生活習慣の改善
治療効果を最大限に引き出すための大切な土台です。食事、睡眠、運動を正しく行い成長治療の効果をしっかり引き出します。



身長は伸びるタイミングが限られていて、適切な期間を逃すと治療効果も下がってしまいます。医師の診断のもと、お子さまの状態に合った適切な治療を早めにスタートすることがとても重要です。
遺伝
ご両親の身長が低い場合、お子さまの身長に大きく影響があります。
病気
成長ホルモン分泌不全などの病気が隠れている場合があります。
生活習慣
食事、睡眠、運動不足やストレスなどが成長に大きく関わります。
身長が伸びる仕組みは、骨端線と呼ばれる軟骨部分が成長ホルモンなどの影響で増殖し、骨に置き換わることで、骨が伸びるというものです。

骨端線は成長と共に徐々に閉じていき、伸びなくなります。
成長ホルモン治療とは
成長ホルモン治療とは、不足している成長ホルモンを外部から直接注射し、「骨端線」での『骨の生成を加速させる治療』です。
初診の流れ
- 受付
- 問診
- 身長体重測定
- 医師からの検査
治療についての説明 - 採血
- レントゲン

- Q.どのような場合に低身長治療が必要ですか?
- A.周囲のお子さんより身長が著しく低い場合や、成長曲線から大きく外れている場合、または成長速度が遅いときに治療が検討されます。
- Q.治療はいつから始めるのが良いですか?
- A.早期治療が推奨されています。骨の成長が可能な時期(骨端線が閉じていない間) に始めることで、より良い効果が期待できます。特に6歳~12歳ごろの開始が効果的とされています。
- Q.どのような治療法がありますか?
- A.主に成長ホルモン製剤を用いた治療が行われます。自己注射による在宅治療が一般的です。
- Q.治療はいつまで続ける必要がありますか?
- A.骨の成長が止まる「骨端線閉鎖」までが治療期間です。骨端線が閉じてしまうと、成長ホルモン治療の効果はなくなります。
- Q.治療の効果はどれくらいありますか?
- A.治療開始1年目は身長の伸びが著明ですが、その後は徐々に伸び率が緩やかになります。効果には個人差がありますが、早期に治療を始めるほど良い結果が期待できます。
- Q.治療費は保険適用になりますか?
- A.当院では自費診療になります。
- Q.副作用や注意点はありますか?
- A.一般的に副作用は少ないとされていますが、注射部位の痛みや腫れ、まれに頭痛や浮腫などが報告されています。定期的な検査や診察で安全性を確認しながら治療を進めます。
- Q.治療を受けるにはどんな検査が必要ですか?
- A.当院では身体測定、骨年齢(レントゲン)、血液検査などが行われます。母子手帳や成長記録も参考にされます。
- Q.日常生活で気をつけることはありますか?
- A.栄養バランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動が推奨されます。生活習慣の見直しも大切です。
治療の適応、治療期間、費用などは個々の状況によって異なります。ご不明な点やご不安なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

例)体重20kgの場合 約2本使用/月
体重30kgの場合 約3本使用/月
アクセス
東京センタークリニック
最寄駅
・東京駅八重洲北口改札から徒歩約10分・東京メトロ銀座線、東西線、都営地下鉄浅草線 B4、B6、C4出口徒歩3分
住所
〒103-0027 東京都中央区日本橋2-9-10 L.Biz日本橋3F
電話
0120-965-925(平日9:00-17:00)
小児成長外来診療日時
土曜9:00-15:00(最終受付け13:00)
※初回持ち物:保護者様・本人確認できるもの、母子手帳